■私の14人の子供たち・・・・

「14粒の愛のしずく」 アルバム「14粒の愛のしずく」 [収録曲]  
  1:満月  2:光の河  3:ネリヤカナヤ  4:ミントブルー  5:ごめんね。
  6:さくら貝のナミダ  7:EISA  8:CHAMP☆LOO  9:ひらひらと
  10:青い星のまん中で 11:ぼたん雪の夜  12:愛してるとささやいて
  13:二人きりの道 14:大好きなあなたへ

  下記は除く全曲作詞・作曲普天間かおり
  M3作詞 京えりこ M11作詞 浅沼勇 作曲HOLIO 
                     M13作詞 普天間かおり/浅沼勇 作曲 HOLIO

          一番初めに生まれたしずくは「ぼたん雪の夜」という曲でした。
          98年1月8日東京が大雪の夜にプロデューサーの浅沼さんと
          銀世界の中で写した一枚の写真が、ひとつの物語になったんです。
          その当時の私は頭の中ではいろんなメッセージを歌の形で表現したいという
          強い夢がふくらんではいたのですが曲作りの経験がほとんどなく、
          どうやって音楽へ結び付けていいのかわからない、
          ましてや今回の様なアルバムが出来るなんて思ってもいなかった頃でした。
          アルバム「14粒の愛のしずく」

          そんな私に浅沼さんが  ”目に見えたもの、心で感じたもの”を
          表現する事の素晴らしさを教えてくれた、忘れられない一曲なんです。
          私の中でこの曲に抱いているイメージは”幼い頃にどこかで聴いた、
          いつの日か忘れてしまった小さなやさしい物語”です。
          銀河管弦楽団の皆さんのおかげで、そのイメージがより鮮明になりました。

          「ぼたん雪の夜」が生まれてから、私自身による曲づくりがはじまりました。
         イメージを言葉に、メロディに、変える事はとても難しい事です、
         それに出来た歌をはじめて皆さんに聴いてもらう時の緊張感といったら、
         いまでも寿命が縮まる思いがするんです。

         生まれてはじめて作詞・作曲をした「ひらひらと」を
         聴いてもらった時に痛感しました。「ひらひらと」は”四季”という神様からの
         すばらしい贈り物に感激してつくった曲です。
         一年中花が咲き、蝶が舞い踊る沖縄で生まれ育った私は、
         ”四季”を感じた事がありませんでした。
         東京という大都会の中でも力強く美しく流れる季節に心を動かされ、
         いつまでもこの自然に、すてきな人々の中に抱かれて生きてゆきたい、
         そんな想いを歌にしました。
 
         私の言葉がメロディーに乗って皆さんに聴いてもらえる。皆さんから直に答えが帰ってくる。
         このすばらしいやり取りにどれだけ勇気をいただいたでしょう。
         ライブの度にテーマを設け、それに沿って作っていくペースがとても刺激的で
         心地良いものでした。迎えた2度目が夏のライブ。いくつもの曲が生まれました。
         「満月」「ネリヤカナヤ」「EISA」「CHAMP☆LOO」「二人きりの道」「大好きなあなたへ」 
 
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